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Flying Tokyo 2024 参加クリエイター募集

May 14, 2024

オーディオビジュアル、メディアパフォーマンスのシーンで活動する若手クリエイターをライゾマティクスが支援・育成するプログラム

募集期間 2024 年 5 月 2 日(木)〜24 日(金)23:59
https://flyingtokyo.com

◾️新たな才能を支援育成する 8 ヶ月半のプログラムの参加クリエイターを募集!

ライゾマティクスは、経済産業省による令和5年度「デジタル等クリエイター人材創出事業費(アート・ファッション人材創出支援)」を活用して、オーディオビジュアル、メディアパフォーマンスのシーンで活動する若手クリエイターを支援・育成するプログラム「Flying Tokyo 2024」を2024年6月中旬から2025年2月まで実施します。そこで本プログラムに参加する若手クリエイターを、2024年5月2日〜24日まで募集いたします。

制作費(上限 500 万円)、場所、機材、メンタリングなど作品制作のための 7 つのサポート。
今回行う支援育成プログラム「Flying Tokyo 2024」は、ライゾマティクスが持つ国内外でのライブパフォーマンスやインスタレーションの実績、そしてネットワークをもとに、若手クリエイターとの作品制作と発表の場を創出し、その過程を多様な視点でサポートします。

①制作費等の支援
クリエイター1 人につき最大 500 万円の育成の為の予算を設定し、その大部分を本事業で制作される作品の制作費として支援します。

②場所と機材
東京都内に作品制作が可能なスペースを設け、必要な映像や音響の機材、作業スペースを提供します。このスペースは、アトリエを超えた交流の場としての役割も担い、国内外のクリエイターが集まり、意見交換、プロトタイプの発表、さまざまなイベントの開催が行われます。

③メンタリング,作品研究,作品鑑賞
経験豊富なプロフェッショナルによる定期的なガイダンスとフィードバックを通じて、若手クリエイターが直面する課題を解決し、作品発表を成功に導きます。

左上より:真鍋大度(アーティスト)、高橋裕行(キュレーター)、2bit(プログラマー)、永松歩(アーティスト)、竹川 潤一(クリエイティブディレクター)、MIKIKO(演出振付家)、Biin Shen(アーティスト/ キュレーター)

④知識と技術の習得
著名なアーティスト、エンジニアによるレクチャーとワークショップを通じてコンセプトメイキングと制作技術について学ぶ機会を提供します。

左より:堀井 哲史(ヴィジュアルアーティスト)、花井 裕也(ソフトウェアエンジニア)、城 一裕(サウンドアーティスト)、MIKIKO(演出振付家)、真鍋大度(アーティスト)、NONOTAK(アーティスト)、小川絵美子(キュレーター/アーティスト)、Biin Shen(アーティスト/キュレーター)、404.zero(アーティスト)、Kyle McDonald(アーティスト)、Daniel Kent(クリエイティブプロデューサー)、Nosaj Thing(アーティスト、プロデューサー、DJ)、Zachary Lieberman(アーティスト、MITメディアラボ教授)

⑤実践経験の提供
国内外のライブイベントやフェスティバル、展覧会の様子を視察する機会を通じてプロフェッショナルな現場から学びます。

⑥コラボレーションとコミュニティの形成
他のクリエイターとの連携を促し、創造的なコミュニティの形成を支援します。

⑦作品制作と発表
学んだ知識とスキルを活用し、自身の作品を制作し、それを発表する機会を提供します。


Rhizomatiks について
ライゾマティクスは、技術と表現の新しい可能性を探求し、研究開発要素の強い実験的なプロジェクトを中心に、人とテクノロジーの関係について研究しながら R&D プロジェクトや作品制作を行うクリエイティブコレクティブです。アーティスト、デザイナー、エンジニアで構成され、ハード・ソフトの開発からオペレーションまで、プロジェクトにおける全ての工程に責任を持ちます。また、外部のアーティストや研究者・科学者などとのコラボレーションワークを通じ、カッティングエッジな表現作品、研究を世の中に発表しています。


Flying Tokyo 2024(フライングトーキョー)
プログラム開催期間:2024年6 月中旬〜2025年2月
募集期間:2024年5月2日(木)〜24日(金)23:59
応募要件(抜粋)
・コンピュータ、ソフトウェアなどの基本的な制作環境を所有していること
・2024 年 4 月 1 日時点で中学校を卒業しており、36 歳未満であること
(未成年者の場合は保護者の同意が必要)
・日本国籍または日本の永住資格のいずれかを有すること
他、詳細はウェブサイトをご覧ください
ウェブサイト https://flyingtokyo.com
本プレスリリースの素材はこちらからダウンロードをお願いします https://x.gd/yOJ1x


プロフィール ※アルファベット順

2bit(プログラマー)
2010年よりプログラマーとしてジャンルを問わず活動を開始。インタラクティブコンテンツのバックエンド、モバイルアプリ、サーバーサイド等を主に担当するが時折照明演出も手掛ける。代表作は歯茎を噛むと林檎から血が出る『幾つかの蛍光灯が点灯時に発する雑音を幾つかの集音器で集音し帰還させることに依って光る蛍光灯群が鏡に反射し実際より多く見える展示』、Ramza『Gala Eluard』ミュージックビデオ等。

404.zero(アーティスト)
A/V アーキテクトとツールメーカーのデュオ。数学、コーディング、音の科学の専門知識を必要とするジェネレイティヴ・アートで、精神に作用する体験を作り上げる。コーディングとモジュラーギアを使用して、映像と豊かなサンプルフリー言語の限界を押し広げ、魅惑的なデジタルマテリアルを創り出す。死、未知なるもの、宇宙への抑えがたい憧れを出発点として、哲学的な大きな問いに挑み、スリリングで精密、絵画的なコード・アートを作り上げる.2 人は視覚と音響の相乗的な可能性を高める、現代ジェネレイティヴ・アートと革新的なツールを創作。2016 年にモスクワのマーズ・コンテンポラリー・アート・センターで出会って以来、数々の没入型プロジェクトでコラボレーションし、モジュラーミュージック、生成ヴィジュアル、メディア制作ツールなど、常に新しいことへの挑戦を続けている.ロシア、ドイツ、インドネシア、アメリカ、ペルーの多くの国際フェスティバルや展示会に参加。Dark Mofo、MUTEK フェスティバル、GAMMA フェスティバル、エレクトリック・キャッスル・フェスティバル、LACMA、モスクワ・プラネタリウム、オーフィウム・シアターLA など。また、404.zero の作品は、第 21 回文化庁メディア芸術祭アート部門 審査員推薦作品に選出されたほか、Genius Loci Weima フェスティバル、IMAP フェスティバルで受賞した。https://www.404zero.com

Biin Shen (アーティスト/キュレーター、デザイン未来学研究者)
ロンドンを拠点に活動した後、北京在住。国際的な経歴を生かして、現在は創作活動を通して技術的な想像力と未来の多様な可能性の架け橋となることに注力。シェンは「人間がどのようにテクノロジーと関わるかは、現存する社会状況を複雑に映し出すものであり、メディア・アートの創作は、今後の発展を予言するための感覚的な道筋としての役割を果たす」ことを提唱。これまでに798芸術区、上海万博、Beijing World Art Museumをはじめ多くの場所で作品を展示。近年は、新たな視覚文化を探求するための新たな道筋を確立し、学際的な知識と最先端技術が交差する未来社会を志向する研究の動機付けとなる、未来のクリエイターを育成することを目的に、世界観の構築や思索的な方法論の改善を通じて、学術機関における新しいメディア・アート教育の重要性を唱えている。

花井裕也(ソフトウェアエンジニア)
1986年生まれ。2010年、慶應義塾大学大学院理工学研究科修了。大学院修了後、ソニー株式会社でR&DソフトウェアエンジニアとしてAR(拡張現実)に携わり、「LiveAction AR」等の技術を開発。2014年ライゾマティクスに所属。Björkをはじめとした国内外のアーティストの作品で、Seamless MR、Dynamic VR、インタラクティブレーザーなど、カメラやプロジェクター等を用いた数々のビジュアルシステムを開発。カメラシステム開発に携わった「Nosaj Thing / Cold Stares ft. Chance The Rapper + The O’My’s」がArs Electronica 2016にてAward of Distinction (優秀賞)を受賞。第22回文化庁メディア芸術祭において、AR/プロジェクションシステム開発に携わった「discrete figures」がアート部門優秀賞受賞。同じく映像システム開発に携わった「Perfume × Technology presents “Reframe”」がエンターテインメント部門優秀賞受賞。

堀井哲史(ヴィジュアルアーティスト)
プログラミングを主体にインタラクティブな作品、映像制作を行ない、インスタレーション、ライヴ・パフォーマンス、VJ、コマーシャ ルなど様々な形態で作品発表、デザイン・ワークを手がける。 2006年にライゾマティクスに参加以降は、動的な絵作りからシステム設計、その実装までを担当している。第16回文化庁メディア芸術祭大賞。カンヌ国際広告祭銀賞など。

城一裕(サウンドアーティスト)
1977年生まれ。博士(芸術工学)。英国ニューカッスル大学Culture Lab、東京藝術大学芸術情報センター[AMC]、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]を経て、2016年3月より九州大学大学院芸術工学研究院音響設計部門 准教授。音響学とインタラクション・デザインを背景とした現在の主なプロジェクトには、音の再生の物質的・歴史的な基盤を実践を通じて再考する「Life in the Groove」、参加型の音楽の実践である「The SINE WAVE ORCHESTRA」、音・文字・グラフィックの関係性を考える「phono/graph」などがある。
プロフィール写真:撮影:十河英三郎

Daniel Kent(クリエイティブプロデューサー)
イギリスの映画製作会社「Scott Free Productions」でトニー・スコット監督のアシスタントとしてキャリア開始後、イギリスのポップ・ロックバンド「The 1975」の複数のミュージックビデオにクリエイティブプロデューサーとして参加。その後、Doomsday Entertainmentでインハウスプロデューサー、プロダクションマネージャーおよびディレクターズレップとして活動し、Childish GambinoやRufus Du Solなどのアーティストのビジュアルコンテンツ制作に従事。また、Tool of North Americaで音楽コンテンツ&エンターテイメント部門の責任者を務め、最新プロジェクトではAMAZEVRのリードプロデューサーとして、メーガン・ジー・スタリオンのための世界初のツーリングバーチャルリアリティ音楽体験を創出した。
ケント氏が制作に携わったコンテンツは、NikeやInterscope、Warner Music、Beats、Spotifyなどの大手企業とのプロジェクトを含め、数多くの賞を受賞している。

Zachary Lieberman(アーティスト、MITメディアラボ教授)
ザッカリー・リーバーマンは、アーティスト、研究者、教育者として、ジェネレイティブ・フォームとインタラクション・デザインを探求している。
ソフトウェアを書くことでアートワークを創作し、C++で記述されたクリエイティブ・コーディングのためのオープンソースツールキット「openFrameworks」の共同開発者として知られるほか、コードを通じた詩的表現の可能性を探る学校SFPC(School For Poetic Computation)の共同設立者でもある。
また、彼のプロジェクトは、アルス・エレクトロニカのゴールデン・ニカ(大賞)、デザイン・ミュージアム(ロンドン)の「インタラクティブデザイン・オブ・ザ・イヤー」の各賞を受賞したほか、米国のニュース誌『TIME』の「ベストインベンションズ」に推挙。2022年には、国際グラフィック連盟(AGI)のメンバーに選出されている。現在は、MITメディアラボにて教授を務め、「Future Sketches」研究グループを運営する。http://zach.li/

Kyle McDonald(アーティスト)
コードを扱うアーティストであるカイル・マクドナルドは、インタラクティブで没入感のあるオーディオビジュアル・インスタレーション、パフォーマンス、創造的な探求のための新しいツールを制作し、その過程で新しいコミュニティやコラボレーションを構築している。コンピュータビジョンと機械学習の手法を駆使し、私たちがどのようにつながり、未来を共有するかを問いかける。ニューヨーク大学ITPの客員教授、F.A.T.Labのメンバー、openFrameworksのコミュニティマネージャーを経て、企業クライアントのコンサルティングや新技術に関するワークショップのリーダーも務める。彼の作品はV&A美術館、NTTインターコミュニケーションセンター[ICC]、アルス・エレクトロニカ、Sonar、Eyebeamなど、国内外で委託され、所蔵作品として展示されている。http://kylemcdonald.net/

MIKIKO(演出振付家)
ダンスカンパニー「ELEVENPLAY」主宰。Perfume,BABYMETALの振付・ライブ演出をはじめ、様々なMV・CM・舞台などの振付を行う。メディアアートのシーンでも国内外で評価が高く、新しいテクノロジーをエンターテインメントに昇華させる技術を持つ演出家として、ジャンルを超えた様々なクリエイターとのコラボレーションを行っている。最近では振付を手がけるPerfumeやBABYMETALがワールドツアーを成功させる中、ELEVENPLAYも”Sónar Festival”, “Festival Internacional Cervantino”, “MUTEK MEXICO”, “MUTEK Montréal”, “Gray Area Festival”等に出演するなど、活動の場を世界に広げている。空間を色づけ、まるで音が見えてくるような振付は、歌詞の世界観を視覚で広げ、踊り手の魅力を最大限に引き出す。『五感に響く作品作り』がモットー。https://www.mikiko0811.net

真鍋大度(アーティスト)
2006年Rhizomatiks 設立。
身近な現象や素材を異なる目線で捉え直し、組み合わせることで作品を制作。高解像度、高臨場感といったリッチな表現を目指すのでなく、注意深く観察することにより発見できる現象、身体、プログラミング、コンピュータそのものが持つ本質的な面白さや、アナログとデジタル、リアルとバーチャルの関係性、境界線に着目し、様々な領域で活動している。https://daito.ws/

永松歩(アーティスト)
Generative Art / Visual Music / Data Driven Artといったコンセプトを軸にしながら、インスタレーションや演出システムの企画・開発を行うプログラマ・アーティスト。1989年東京生。学部にて美術史を学んだ後、インターネットサービス会社にてシステム開発のPMを経験。並行してアプリやジェネラティブアートの制作を始める。2017年、Linz Kunstuniverstat Interface Culture (オーストリア)留学。2018年、IAMAS メディア表現専攻修士課程修了。https://ayumu-nagamatsu.com/profile/

NONOTAK(アーティスト)
元ビジュアルアーティストのNoemi Schipferと、元建築家で音楽家のTakami Nakamotoによって2011年末に結成されたクリエイティブ・デュオ。Takami Nakamotoの空間、光と音へのアプローチと、Schipferのキネティックなビジュアルと幾何学的なドローイングの経験を生かしたNONOTAKのインスタレーションやパフォーマンスは、観る者を包み込み、幽玄かつ没入感のある環境を作り上げ、圧倒させる。この、光、音、空間を融合させた環境により、観客にユニークな視覚的・感性的体験を提供している。http://www.nonotak.com/

小川絵美子(キュレーター/アーティスト)
プリ・アルスエレクトロニカ統括
オーストリア・リンツを拠点にする日本のキューレータ・アーティスト。オーストリア・リンツにある国際文化機関アルスエレクトロニカによって主催される世界で最も歴史あるメディア・アートのコンペティションであるプリ・アルスエレクトロニカのヘッドを2013年より務める。2008年に新アルスエレクトロニカ・センターの立ち上げに関わり、以降アルスエレクトロニカ・センター・フェスティバル・エキスポートのキュレーションも手掛ける。また、教育機関や企業・行政を対象に、未来への出発点として本質的な問いを議論し形にするアルスエレクトロニカ・アート・シンキング・プログラムも多く手掛けている。
メディア・アートグループ h.oではcreative directionを担当し、体験と気付きを直感的に促す作品やワークショップツールを多く手掛ける。彼女が手掛けるアノニマスなひとドローイング◯さん(Marusan)はアルスエレクトロニカ・センターのサイネージ、サンポート高松トライアスロンのポスター、札幌国際芸術祭のコミュニケーターなど多数起用されている。
プロフィール写真:photo, Florian Voggeneder

高橋裕行(キュレーター)
1975年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒、岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)卒。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科助手、SKIPシティ映像ミュージアムキュレーターを経て、現職。真善美のゆらぎをテーマに、展覧会やワークショップの企画、制作、運営を行う。2015年〜2020年まで、伊勢丹ココイクでワークショップを主体とした幼児向けの教室のディレクションを行う。2016年、のと里山空港アートナイトでは、クリエイティブコレクティブ ライゾマティクスとともに、空港滑走路を用いたアートプロジェクトをディレクション。著書に、『コミュニケーションのデザイン史』(フィルムアート社、2015年)、『グラフィックデザイン・ブックガイド 文字・イメージ・思考の探求のために』(グラフィック者、2022年)、『カラー版 図説 デザインの歴史』(学芸出版社、2022年)がある。

竹川 潤一(クリエイティブディレクター)
David Watts inc.代表 / 一般社団法人PEACENIPPON project 理事 / 一般社団法人MUTEK Japan 理事
1972年、新宿生まれ。人の創造性が芽生える瞬間をアートとテクノロジーの時空をこえたつながりで見出す体験をつくりあげる。思考の異なる産業・業界を超えるプロジェクトの企画立案設計や演出で新しい体験を常に探求。アジア唯一の電子音楽とデジタルアートの祭典『MUTEK.JP』のクリエイティブディレクター、一般社団法人MUTEK Japan理事。デジタル技術が生み出す創造性」を発展させながら、芸術・文化の普及に努めるアーティスト集団、ETERNAL.ART SPACEのCreative Director。日本の美のメッセージを遺す一般社団法人PEACE NIPPON PROJECTの理事。
東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団による東京都の基本計画「『未来の東京』戦略」および東京文化戦略2030の推進施設である、シビッククリエイティブベース東京 (CCBT 2022年10月23日、渋谷に開設) のメンターに就任。

Nosaj Thing(アーティスト、プロデューサー、DJ)
LAを拠点に、音楽プロデューサー兼アーティストとして活躍するノサッジ・シング (本名 ジェイソン・W・チャン) は、15年間にわたり精力的に音楽をリリースし、パフォーマンスを行ってきた。彼の活動は、2000年代初頭、DTLAのDIY会場The Smellでの初ライブに始まり、ジ・エックス・エックスやジェイムス・ブレイクとのツアーを経て、ビジュアルコラボレーターとともに世界中で影響力のあるライブのヘッドライナーを務めるまでになった。ケンドリック・ラマー、キッド・カディ、ジュリアン・バーウィックのトラックをプロデュースしたノサッジ・シングは、フィリップ・グラス、シャルロット・ゲンズブール、フライング・ロータスなど、世代を超えた様々なアーティストから委嘱を受けている。また、ノサッジ・シングは7枚のEPとアルバムを通して、ジャンルやインスピレーションを超越し、エクスペリメンタル・ミュージックを別世界のような、喚起的で力強い作品群「Drift」(2009年)、「Home」(2013年)、「Fated」(2015年)、「Parallels」(2017年)、「Continua」(2023年)へと押し上げている。2013年にTimetable Recordsを設立後、映画、ファッションショー、アートインスタレーションなどの音楽も手がけている。
https://nosajthing.com