ボールねじを使った日本精工株式会社(NSK)製「モノキャリア」を向かい合わせに32台ずつ設置。鑑賞者が持つバトンの動きを感知し、モノキャリアにつながれたゴム紐がなめらかにスライドする。モノキャリア、電源、モータードライバ、ステッピングモータがアルミプレートの上に取り付けられたユニットが、それぞれ個別にPCからOSC(Open Sound Control)で制御されている。 体験者の正面には映像による人の動きが上映され、奥から手前に向かって映像の人の動きが、手前から奥に向かって体験者のバトンの動きが伝播していく。
本作品は港区・スパイラルガーデンで開催された、NSK100周年記念展「SENSE OF MOTION」にて新作インスタレーションとして発表された。工業製品を素材とし、新たな魅力を発見する意欲的なこころみである。
本作品は港区・スパイラルガーデンで開催された、NSK100周年記念展「SENSE OF MOTION」にて新作インスタレーションとして発表された。工業製品を素材とし、新たな魅力を発見する意欲的なこころみである。
Credit
コンセプト/ソフトウェアプログラミング:真鍋大度
コンセプト/ハードウェアデザイン・プログラミング:石橋素
プロダクトデザイン:西本桃子
クラフト:望月俊孝
マネージメント:小幡倫世
コンセプト/ハードウェアデザイン・プログラミング:石橋素
プロダクトデザイン:西本桃子
クラフト:望月俊孝
マネージメント:小幡倫世