日本を牽引するトップクリエイターと創り出す”新作パフォーマンス”と日替わり豪華ゲストを迎えて「表現の本質」を探るトークを開催―いま新たな化学反応を引き起こす!
ライゾマティクスは、世田谷パブリックシアター主催の「MANSAI ◉解体新書」の記念すべき30回目の集大成「特別版」において、野村萬斎企画・構成・演出・主演の新作パフォーマンス『5W1H』のビジュアルデザイン・テクニカルディレクションを担当します。
「MANSAI ◉解体新書」は、世田谷パブリックシアターの芸術監督・野村萬斎がホストとして毎回多彩なゲストを招き、現代芸術の世界を構成している様々な分野、要素をパーツに分け解体しながら、それぞれの成り立ちと根拠を改めて問い直し、新たな「日本演劇」の創造と劇場の基礎作りを目的に、《トーク&パフォーマンス》を繰り広げていく人気シリーズです。
「特別版」である今回は、毎回異なるゲストを迎えてのトークに加え、これまでの解体新書の”知の成果”をカタチにする新しいパフォーマンス『5W1H』を創作。人間の行動要素を六何の原則である「5W1H」に記号化することで、人間のプリミティブなパフォーマンスを表現し、そこから”生きている人間”を実感していくという試みです。人間の身体行動・行動様式は数値化できる。数式により可視化された人間の”ある行動 “を数学的思考(デジタル的世界観)で紐解くと同時に、身体的思考(アナログ的世界観)でも捉えてみるのが今回のパフォーマンスとなります。
パフォーマンスと合わせて野村萬斎と日替わり豪華ゲストによるトークも必見。映画監督・特技監督の樋口真嗣さん、建築家の田根剛さんは今回が「MANSAI ◉解体新書」初登場となります。豪華アーティストでお届けする本作を是非、この機会にお見逃しなく!
プロフィール
野村萬斎(のむら・まんさい)
1966年東京都生まれ。狂言師。人間国宝・野村万作の長男。重要無 形文化財総合指定者。2002年より世田谷パブリックシアター芸術監督を務める。国内外で多数の狂言・能公演に参加、普及に貢献する一方、現代劇や映画・テレビドラマにも出演。舞台『敦―山月記・名人伝―』『国盗人』『子午線の祀り』『マクベ ス』など、古典の技法を駆使した作品の演出・出演で幅広く活躍。芸術祭新人賞・優秀賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、朝日舞台芸術賞、紀伊國屋演劇賞等 を受賞。2017年の『子午線の祀り』再演で毎日芸術賞千田是也賞、読売演劇大賞最優秀作品賞を受賞。東京2020オリンピック・パラ リンピック競技大会開会式・閉会式のチーフ・エグゼクティブ・ク リエーティブ・ディレクターに就任。
真鍋大度(まなべ・だいと)
アーティスト、DJ、プログラマー。2006年Rhizomatiks設立、2015 年より Rhizomatiksの中でもR&D的要素の強いプロジェクトを行うRhizomatiks Researchを石橋素と共同主宰。プログラミングとインタラクションデザインを駆使して様々なジャンルのアーティストとコラボレーションプロジェクトを行う。米Apple社のMac生誕30周年スペシャルサイトにて 11 人のキーパーソンの 内の一人に選出。ビートメーカー Nosaj Thing とのコーチェラ・フェスティバル出演等、海外フェスにも多数招聘されるなど国際的な評価も高い。
石橋素(いしばし・もとい)
エンジニア/アーティスト。東京工業大学制御システム工学科、国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)卒業。デバイス制作を主軸に、数多くの広告プロジェクトやアート作品制作、ワークショップ、ミュージックビデオ制作など、精力的に活動を行う。過去に、Ars Electronica優秀賞、文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞。2015年より、アート、テクノロジー、 エンターテイメントを活動の中心とした研究開発部Rhizomatiks Researchを真鍋大度と共同主宰する。
Rhizomatiks Research(ライゾマティクスリサーチ)
ライゾマティクス内で技術と表現の新しい可能性を探求する部門。メディアアート、データアートといった研究開発要素の強いプロジェクトを中心に扱い、まだ見たことのないモノ・コトを世の中に発表していく。ハード・ソフトの開発から、オペレーションまでプロジェクトにおける全ての工程に責任を持つ。また、人とテクノロジーの関係について研究しさまざまなクリエイターとのコラボレーションワークを実践していく。
公演情報
MANSAI◉ 解体新書 その参拾 特別版 『5W1H』
※「5W1H」は全角大文字
【企画・構成・演出・出演】野村萬斎
【ビジュアルデザイン・テクニカルディレクション】真鍋大度 + 石橋素 + ライゾマティクスリサーチ
2019年7月9日(火)〜7月14日(日)
世田谷パブリックシアター
公演スケジュール+各回トークゲスト
7月9日(火)19:00 首藤康之(ダンサー)
7月10日(水)19:00 落合陽一(メディアアーティスト)
7月11日(木)14:00 佐々木正人(多摩美術大学統合デザイン学科教授、東京大学名誉教授)19:00 大友良英(音楽家)
7月12日(金)14:00 コロッケ(エンターテイナー)
7月13日(土)14:00 稲葉俊郎(医師 医学博士)、19:00 樋口真嗣(映画監督・特技監督)
7月14日(日)13:00 田根剛(建築家)
チケット情報
チケット料金:一般 S席 6,500円 A席 4,500円 ほか
チケット取扱い:
世田谷パブリックシアターチケットセンター 03-5432-1515(10~19時)
世田谷パブリックシアターオンラインチケット https://setagaya-pt.jp/
ほか各プレイガイドにて取扱いあり
お問合せ:
世田谷パブリックシアターチケットセンター
TEL:03-5432-1515
WEB:https://setagaya-pt.jp/
制作協力:ライゾマティクス、万作の会
主催:公益財団法人せたがや文化財団
企画制作:世田谷パブリックシアター
後援:世田谷区
協賛:トヨタ自動車株式会社、東邦ホールディングス株式会社、Bloomberg
協力:東京急行電鉄株式会社